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伊丹市ポータル「いたみん」

第1回ラスタホール(令和3年(2021年)10月3日(日曜日)午前)

参加者からの主な意見

コロナ禍での学校の状況について

・1学期の間に保護者の方に学校にお越しいただくことが本当になかった。何か一つの事実があっても非常に不安になられる。一度お会いして、学校の様子やクラスの様子を見ていただければ色んなことが分かるが、その点非常にもどかしかった。

・年間の行事を計画して進めているが、計画しては中止、その代替を考えては中止という連続だった。今から修学旅行、自然学校が残っている。

・学校運営協議会について。地域の方がとても協力してくださっている。本校でも4月早々から子どもたちの掃除などを支援するということで学校運営協議会が随分動いてくださっていた。

ICT・教育のデジタル化について

・ タブレットによるいじめが発生したというニュースもあったが、伊丹市は一人ひとりにID、パスワードを与えているので、推測されてなりすましされるといったリスクはない。

・ ICTの活用について、国語力の向上に結び付いていない。どのような場面で活用するのが効果的なのか研究が必要である。

・ 保護者間の連絡ツールが、電話や連絡帳から、メールやグーグルクラスルームなどに替わってきている。今コロナ禍にあるなかで保護者としてはとても有難い。

・ ICTとリアルの両方大事だと思っている。時間的にどうしても学校になかなか来られない保護者の方もおられる。ICTを使って学校の様子をライブ配信ということはできないか。

不登校について

・予防のために長期でお休みをされているお子さんもいる。自分の考えでもなく、親御様のお考えで休ませている。そういった方の出欠の扱いは。

・不登校の子どもにとって、毎朝電話をかけてくださったり、ピンポンしに来てくださったりする先生やお友だちのことをそのときは迷惑だと思うかもしれないが、何年も経って振り返ったときにそういった方がいるお蔭で、今自分たちも高校受験、大学受験、大学を卒業することに向けて頑張っていけるんだと言っている。

・学校にも子どもたちの居場所がある、地域も支えてくれている、ということを発信できたらいいなと感じている。以前は保護者なども入りづらい学校もあったが、だいぶ改善されてきている。新しく前向きな先生もいらっしゃって、少しずつ開いていっているなと思う。

・子どもがいるが、コロナの影響で部活が思うようにできず、新人戦もなくなってしまいモチベーションが下がってしまった。無気力になってしまい学校をお休みすることもあった。そういったときに、担任の先生が部活の途中だったのか汗だくになって来てくださって、どんなに些細なことでもいいので仰ってくださいと言ってくださった。体育祭に向けてもそのときの状況の中でできることをやってくださっている先生に感謝したい。

・不登校が大きな問題。学校の規模、地域性も影響していると思うので出しにくい情報ではあるかもしれないが、公開することで、子どものSOSに気が付きにくいなど、自分たちも危機感を持って関われるので情報を公開して欲しい。

・コロナ影響もあるのだろうが、急に増えているのは心が痛い。原因はいろいろ考えられるのだろうが、それに対する先生方も大変だと感じる。

・不登校が多くなっていることに驚いた。細かく分析して、細かい情報を教えていただけたら、各学校がどういったことに取り組んでいくといいのか見えてくる。

コロナ禍での学校運営協議会、PTA活動について

・CSセカンドステージにうちの小学校も進まないといけない。先生の思いを知りたい。おせっかいでも一歩踏み込んでみる必要があると感じる。

・人材確保が難しい。地域も学校も。先生方の思いをくみ取るために、先生方との懇談会を行いお困りごとをキャッチしている。

・CSでは行事を行っていない。学校が助けの必要な部分に保護者を集めて行うようにしている。

・緊急事態宣言が解除されやっと学校に入って色々できるようになってきた。校区が広いので校区を限って保護者には集まってもらっている。地域の施設を使って居場所づくりは限られた人数で行うのはなかなか難しい。

・在宅勤務でPTA行事や学校行事への父母の参加が増えてきている。

・先生方の負担が増えていることがよく分かる。不登校で学校に行かなくても何とかなっているから「いいやん」という空気感がある。PTA活動も自粛となり、保護者と学校の関りも減ってしまっている。

・PTAから保護者への伝達の仕方が難しい。学校からのお願いが非常にハードルを高く感じられている。一人一活動として、何か一つ手伝ってもらうようにお願いをした。するとたくさんの保護者の方が旗当番等、何かに協力してくれている。
    家で子どもの話を聞いていると、家庭科のミシンの授業中に修理対応で先生の手がふさがることがある。そういう些細なことを保護者が手伝うことで、スムーズに授業が進むようになるなら手伝っていきたい。

35人学級について

・今の先生は忙しい。提出書類の量も多い。やっと35人学級が実現するが、小学校高学年や中学校の多感な時期の児童生徒をみるのなら30人ぐらいでちょうどいい。今後は30人学級が重要になってくる。

Aグループ

Aグループでは、ICT関係、教育のデジタル化についてご意見をいただきました

Bグループ

Bグループでは、不登校、コロナ禍での学校運営協議会の持ち方について議論しました