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街の小ネタ byチャリンコ営業マン

笑顔を取り締まることはできない

「伊丹まちなかバル」でのできごと

2012/05/22

こんにちは、チャリンコKです。

トミーこと、とみおか先生ブログからの転載です。
いたみん読者のみなさんにも、ぜひ読んでいただきたいと思い
ご本人の許可を得て、そのまま載せます。

昨日あった「まちなかバル」
そこに登場した酒ワゴン(仮称)&リキシャマンT(僕でないですよ)
リキシャマンに聞いたちょっといいお話を書かせていただきます
これ激走しているように見えますが
実は走っていません
止まっています

道路交通法上、この酒ワゴンは自転車にあたるので二人乗りになってしまうのです
勿論、観光地などでは走っているわけですから許可あがれば可能です

しかし伊丹市の警察では中々前例のない事は認めてくれません
今回も許可がおりず撮影用に走っている風にしているだけです

色々な場所にいくものの人を乗せることはできませんでした

そんな説明をしながら走っていたのですが
お子様が車イスで下半身に装具をつけて歩けない様子の親子が近づいてきて
お母さんが話しかけてきました

「あのー、この子が乗りたいっていってるんですけどいいですか?」

「えっ、あぁ・・・この子何歳ですか?」
(6歳までなら自転車でも二人乗りが可能なため)

「7歳です」

「あぁ・・・そうか。。。ちょっと乗せて走ることはできないですが写真だけなら・・・」

と言っているときにあることを思いつきました

長寿蔵さんの駐車場は私有地で道路交通法が適用されない!

「お母さん、長寿蔵に行きましょう!」

お母さんが車イスから抱きかかえ走る!

そしてその子を酒ワゴンにのせて長寿蔵の駐車場を激走!!
ビュンビュン!グルグルグルグル!

子供はキャッキャはしゃいで大喜び
すごい笑顔

終わってお母さんが

「ありがとうございます!こんな喜ぶとは思わなかったです!!」

いえいえ
こちらこそです

こんな素敵な笑顔に出会えるなんて!
と言いながら涙がポロリ

警察の皆様

あなたたちにこの笑顔を取り締まる事なんてできないはずだ
僕が責任もって安全に運転するので次回までに人を乗せる許可をください
絶対無茶なことはしませんので


とリキシャマンが申しておりました