街の小ネタ byチャリンコ営業マン
~地域活動ってどんなもの?
2009/02/27
こんにちは、伊丹市役所広報課職員、このコーナーではチャリンコ公務員を名乗っておりますNです。
さてみなさん、伊丹の中にお知り合いは、何人いますか?
私自身は、仕事柄もありますし、子育て中ということもあり、市内のイベントごとでは挨拶をする相手にはことかきません。が、実は5年ほど前までは、いわゆる民間会社に勤めておりまして、大阪に通勤しておりました。その頃といえば、特に市内に知り合いはおらず、仕事での人間関係で閉じていました。
みなさんはいかがでしょうか?
さて、少し話は変わって、市民の方々がまちの中で個人、あるいはグループなどで地域の問題解決や、イベント活動などをおこなうさまざまな活動を、市役所内部では「地域活動」とか「まちづくり」なんて呼んだりしています。一口でそんな名前で呼んではいるものの、その内容は多岐に渡っています。また、その担い手は自治会や「ボランティア団体」だったり、同好の集まりだったり、NPOだったりします。伊丹の中には、そんな人がたくさんいて、また「やりたい!」と思うこともたくさんあって、人のつながりをどんどん作っていきたいと思っている人がたくさんいます。
ここで「伊丹の中にお知り合いは何人いますか?」につながります。今まで仕事の人間関係だけだった、あなた!そんな家族が、なんか家にいる時間が長くなってきているな、と思ったあなた!是非、参加してみませんか、そんな家族を連れ出してみませんか!?
知り合いができれば、自然と外に出かけますよね。そして人が集まれば、自然と何かを「地域で」楽しむようになるものです。
分野はいろいろですが、そういう活動に求められるのは、これまでの仕事で培われた様々なノウハウです。別に何かの特技や、ずば抜けた才能が必要なわけではありません。グループの名簿を管理できる、とか、パソコンで表計算ができる、とか、多少の会計であれば明朗に管理できる、とか、そんなことができれば、どこのグループに参加しても大歓迎されること間違いなしです!あるいは、そんなことも関係なく、新たな分野に飛び込むのもまた刺激的だと思いませんか?
伊丹市では、そんな人のつながりをもっと広げるために、この3月、様々な地域活動などを紹介や、実際に活動している人とお話をしたり、「地域活動」について考える講演などのイベントが催されます。また2ヶ月に一度定期的に開催されている「市民まちづくりラウンドテーブル」の開催月です。今回はその内容を紹介します。
市内で活動する様々なグループの展示・発表による活動紹介と、実際にグループの人と話をできるスペースを用意してお待ちしております。
ふれあい喫茶も同時開催。グループモナリザによるおいしいコーヒー(一杯150円)もご用意しています。コーヒーを飲みながら、活動グループの話を聞いてみませんか?
「お父さんの」とタイトルには書いてありますが、女性の参加も大歓迎です。また「そんなもんに一人で行くのは恥ずかしい」というお父さんを、お母さんやお子さんが是非連れ出してあげて下さい!そんな人も、みんながお待ちしています!!(っていうか、むしろ、連れてきてください!お願いします!!)
参加されるのは以下のグループのみなさんです。
他
また、当日のイベント、講演として
13:05~13:20
関西二期会 高原千秋さんの歌とオペラのお話を。
伴奏:星山芳子さん
大阪音楽大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。いずみホールでのコンサートや大阪シンフォニカーオーケストラとの競演、合唱の伴奏などで活動中。
13:30~14:30
講演:自分らしい「地域での暮らし方」をみつけましょう
ライフデザイン研究所FLAPの岩木啓子さんと一緒に「地域での暮らし方」を考えてみます。
※途中入場をお断りすることがあります。
講師:岩木啓子さん
1999年に個人事務所ライフデザイン研究所FLAPを設立。仕事のキーワードは「参画」「協働」。参加参画によって新たなくらしや地域、社会創造していこうという人や場の支援が中心業務。食生活や福祉、環境などのくらしをテーマとした生活者教育、それにともなう人材育成、地域課題の解決を目指す活動づくりなど、活動のフィールドは広範囲。「福祉教育実践ハンドブック(出版社:社会福祉法人全国社会福祉協議会)」などの著作に携わられています。神戸市在住。
15:45~
みんなで歌を歌いましょう!「一週間」「トロイカ」をみんなで歌って楽しみましょう。
複数の市民活動団体(自治会・NPO・グループなど)が互いに連携、協力しながら行うまちづくり活動の経費の一部を助成する「市民活動タイアップ事業」と、これから活動を始めようとする団体、または活動を始めて間もない団体に助成・支援する「市民活動スタート応援事業」の平成20年度対象事業内容の報告会を開催します。
発表されるのは以下のグループのみなさんです。
活動内容
・ 子どもの安全活動に参加する(伊丹小学校スマイルスタッフ)<毎週>
・ 野遊び技術の習得
(1)野遊びの講師による講習の実施<年3回>
(2)大阪での講習に参加する<年3回>
・ 演芸の特技をもって、小学校や介護施設において共に楽しむ
(1)伊丹小学校で8月・3月実施(いたみキッズ)、子どもの遊び(野遊び)
(2)介護施設(ケアヴィラ伊丹)で演芸<毎月1回>
・ 伊丹の民謡を楽譜化して伝承する準備をする。
活動内容
・ 定例会<月1回>
アロマテラピーに関する知識・技術を学び、地域や人との関わりに活かす方法を考える
・ ボランティア活動<月1回>
施設を訪問。メンバーだけでなく、園児・児童の参加も行う。
・ イベントの開催11月8日(土)
姫路みなとドームでのチャリティーバザーに参加
・ 伊丹の町をイメージしたブレンドハーブティ作り・商品化に際し、障害者の方で興味のある方にパッケージ・デザイン等の作成を通じてまちづくりに参加いただく
活動内容
・ 『東野』を周知するために、市の行事等に東野生産の梅、南京桃等を出展する。
(1)平成21年1月21日 ~2月8日 ・・・盆梅展(旧岡田家住宅)開催
(2)平成21年2月初旬 ・・・冬の元気まつり(三軒寺前広場)出展
・ 今年度は、これらの活動を通じて、広く市民に『東野を知ってもらい』、『東野を訪れてもらう』ためのひとつのステップとする。
・ 住みよいまち・訪れたいまちづくりをするため、地域の将来像(グランドデザイン)を創出するためのビジョン作りをする。
活動内容
・ 北村のまち灯り
・ 竹プランターの植栽及び竹を利用した花いっぱいのまちづくり
・ 年末もちつき大会
参加団体
・ 北村の景観を創る会
・ 北村地区自治会
活動内容
伊丹廃寺と北村地区を対象に、下記の事業を実施。
・ 伊丹廃寺発見50周年「古代寺院と地域社会」の講演会(京都府立大学準教授菱田哲郎氏)
・ 北村界隈を散策し、地元有識者・本会・巨木の会会員がガイドをする
・ 摂津音頭保存会会員による摂津音頭の披露と、参加市民を交えた体験講座
・ 親子を対象とした勾玉作り、瓦・塼仏の粘土細工による考古学的体験学習
参加団体
・伊丹市文化財ボランティアの会
・伊丹市巨木の会
活動内容
伊丹市は桂枝雀ゆかりの地ということもあり、落語愛好家、アマチュア落語家が多く、その方々に発表の場を与えるため、また、「第2の枝雀を育てよう」というコンセプトで続く若手を育てるためにストリート落語in三軒寺前広場を実施する。それとともに、新たな落語家の卵を発見するために「子ども落語教室」をひらく。
参加団体
・伊丹まちづくり会議
・伊丹郷町商業会
「ラウンドテーブル」は、日ごろのさまざまなまちづくり活動の情報交換や連携の場です。
みなさんが企画、実施されるイベントや活動などへの「参加の呼びかけ」や「協力の依頼」、また「こんなことが上手くいかないけれど…」と言った「課題の投げかけ」を気軽に行うことができます。
テーマは「これからの伊丹の医療を話してみませんか」として、市立伊丹病院職員田中久雄さんのお話の後に、意見交換などを。
一時保育:あり(無料。1歳~就学前。3月13日までに要予約)
いずれのイベントも、申し込みは(一時保育除いて)不要です。直接会場におこしください。
また、これらのイベントに関する、お問い合わせは、伊丹市まちづくり課(電話:072-780-3533)まで。
これらのイベントの内容は、広報伊丹3月1日号の1面にも掲載されています。
3月1日号の1面トップ記事は、美術館の展覧会「いたみのかたち」なのですが、それにあわせて、こんな活動でみんなで「いたみのかたち」を作っていければ、という思いをこめて、この記事を並べてみました。
どうご、ご参加ください。