食欲の秋になりました。

秋は美味しいものがいっぱい！
さんま、くり、まつたけ、かきなどなど・・・

麻衣さんも、毎日秋の味覚を満喫です。

おや？夕食後の麻衣さんと、お母さんが、こんな話をしていますよ？

麻衣さん「秋は美味しいものがありすぎ！今日もたくさん食べ過ぎちゃった！」

お母さん「秋は気候もいいから・・・
暑くもないし、寒くもないし、お母さんもついつい食べ過ぎちゃって」

麻衣さん「あ！そう言われてみれば、お母さん！ちょっと太ったんじゃない？」

お母さん「あら、わかる？少し太ったのよ。」

麻衣さん「やだなぁ。私もダイエットしようかしら…」

お母さん「麻衣ちゃんは、ダイエットしなくても大丈夫よ！あんまり痩せるのも身体によくないみたいよ！」

麻衣さん「え？そんなことないでしょ！でも、いったいどこまでがちょうどいい体重なのかしら？」

●今回のハッピーデザイン●
美味しいものの多い秋…麻衣さんのように食べたいけれど、太っちゃうし、ダイエットもしなくちゃ！と思う方も多いのではないでしょうか？

でも、本当にそのダイエットは必要なのでしょうか？

まず、肥満とは単に体重が重いことだけではなく、体脂肪量が多いことを意味しています。
ですので、体重が多い、ということだけ気を付けていてはいけません。
ちなみに肥満度を表すＢＭＩという指標は
【体重(Ｋｇ)÷身長(ｍ)÷身長（ｍ）】
で計算され、ＢＭＩ２５以上が肥満と定義されています。
ＢＭＩだけでなく、腹囲も肥満の目安になります。男性で８５ｃｍ以上、女性で９０ｃｍ以上の場合は内臓脂肪型肥満の可能性があります。

こう計算してみると、ＢＭＩ２５の体重って少し多いのでは？と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
実際に少しぽっちゃりめ、が長生きできる体重のようです。

国立長寿医療センターの高齢期における生活習慣病の予防（１）の記事を見ると２０～３０歳代の若中年期では肥満度が高いほど総死亡リスクは高いのですが、年齢があがるほど肥満度の低い「やせ」の総死亡に対するリスクが上がるそうです。

ちなみに健康長寿ネットの年齢別にみた理想的肥満度を見ると
２０代は１９～２１
３０代は２１～２３
４０代は２３～２５
５０代は２５～２６
となっています。

そこから考えてみると、麻衣さんとお母さんのダイエットは少し違ったものになるのではないでしょうか？

これからを健康でハッピーに生きていくためには、年齢にあった理想的な肥満度を維持する、こんなことも必要になりそうですよ！