街の小ネタ byチャリンコ営業マン
『私は「100年目の男」なんです』
2007/11/21
「乾杯は【伊丹の酒】で！」第1回に登場の、小西酒造の新太郎社長。
「話がおもしろすぎて、カットするのがもったいない～」ということで、インタビューのオマケです。
意識はハッキリしているのに腰が抜けて
――歴史ある蔵元に生まれ、会社を継ぐことに反発した時期は？
相性の良いワインと料理は、掛け算でおいしくなります。日本酒は、料理を包み込んで、そのものの味を引き立てるんです
小西は女系の家系でね、兄弟も子どもも、みんな女性。
私は100年目にして生まれた男子として、随分かわいがって育てられました。
それに、古文書や文学など伝統的なことも好きだったので、歴史ある会社を継ぐことに抵抗は無かったですね。
弁護士になりたいな～と、ちらっと思ったことはありましたけれど。
――3つのお酒の失敗談、あと2つはどんなことですか？（笑）
1つは、空腹で飲んで、翌日まで引きずってしまったこと。
2つ目は、台湾で乾杯にウイスキーが出てきたんです。
飲み干したら、意識はハッキリしているのに、全く腰が立たない。
本当に大変でして、あんな経験はもうしたくないですね。
私は、蒸留酒よりも醸造酒との相性が良いようです（笑）。
長寿蔵～ＪＲ伊丹駅の通りがおもしろい
――グルメな社長に、伊丹のおいしいお店を教えてもらいたいのですが。
長寿蔵からＪＲ伊丹駅に向かう通りの両側に、飲食店がたくさん出来ていますが、なかなか良い店がありますよ。
昔は、人の行き来が少なかった道ですが、今とてもおもしろい通りになっています。
あとは、老舗の○○さん。店名はちょっとココでは言えませんが･･･。
――仮オープンした伊丹市ポータルに、ひとことお願いします。
行政に『やってよ』ではなく、『一緒にやりましょう』という姿勢が大事じゃないですか
どうか「伊丹は違うな」と言われるように、やってください。
ケーブルテレビやＦＭとも一緒になって、トータルでまちを良くしていきましょう。
小西酒造本社の応接室で行なわれたインタビュー。
社長のお酒に対する、また伊丹に対する溢れ出る熱意に触れる約１時間でした。
本編・おまけにも収まらなかった話はまだまだあります！
チャリンコＫ
