地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、伊丹市ポータル「いたみん」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

伊丹市ポータル「いたみん」

街の小ネタ byチャリンコ営業マン

まちあるきイベント“aruco”第1弾

「まちなかアートツアー」で再発見!

2009/04/26

本日のガイドはこの方々
<左>いたみホール 中脇さん
<中>市立美術館 岡本さん
<右>歩きの達人 ウォーク冨岡さん
本日のガイドはこの方々
<左>いたみホール 中脇さん
<中>市立美術館 岡本さん
<右>歩きの達人 ウォーク冨岡さん
2009年4月26日(日)、まちあるきイベント“aruco”第1弾が開催されました。
まだまだ伊丹ビギナーのチャリンコ編集H、見聞を深めようと参加してきました。

“aruco”は、伊丹市中心市街地活性化協議会などが主催する「伊丹まちあるき」イベント。第1弾の今回は、伊丹のまちなかのパブリックアートを巡るツアーです。

今回のツアーのガイドは、いたみホール中脇氏、市立美術館岡本氏のお二人。このお二人の絶妙なかけあいでイベントがスタートしました。
また、歩きの達人、ウォーク冨岡氏より「歩き」についてのお話を聞かせていただき「まちあるき」開始です。

まず一つめは、スタート地点となった、市立美術館所蔵の作品から。
こちらは江口週作「遺された時-蔵の組舟」(1992年)。岡田家酒蔵の梁を使い、蔵の記憶と歴史をとどめた作品。
普段は美術館の庭で展示されているとのことですが、今回のイベントのため館内に。「相当重かったです・・・」とのことでした。
こちらは江口週作「遺された時-蔵の組舟」(1992年)。岡田家酒蔵の梁を使い、蔵の記憶と歴史をとどめた作品。
普段は美術館の庭で展示されているとのことですが、今回のイベントのため館内に。「相当重かったです・・・」とのことでした。

まちあるきスタート!

三軒寺前広場の中心にそびえるこの作品は、建畠覚造作「WAVING FIGURE」(1988年)。
“出会い”をテーマに、不定形に変形しながら連続し、無限に続く波の形から、人々の交流と集いが無限に続くことを表現されたとか。深い・・・
三軒寺前広場の中心にそびえるこの作品は、建畠覚造作「WAVING FIGURE」(1988年)。
“出会い”をテーマに、不定形に変形しながら連続し、無限に続く波の形から、人々の交流と集いが無限に続くことを表現されたとか。深い・・・
伊丹市と姉妹都市提携を結ぶベルギー・ハッセルト市と、中国広東省佛山市との友好の証として
作成された「悠久の親善を結ぶ三羽の鳥」(ロベール・ファンデレイケン、1987年)
伊丹シティホテル前にあり、夏にはこれを中心に盆踊りも?!今夏は見上げながら踊ってみよう!
伊丹市と姉妹都市提携を結ぶベルギー・ハッセルト市と、中国広東省佛山市との友好の証として
作成された「悠久の親善を結ぶ三羽の鳥」(ロベール・ファンデレイケン、1987年)
伊丹シティホテル前にあり、夏にはこれを中心に盆踊りも?!今夏は見上げながら踊ってみよう!
ひがし商店街へと抜ける道に夕刻になると現れる「安兵衛」の看板タヌキ。風来坊をイメージにして作られた当初は
刀や道中合羽、とっくりを身に付けていたとか。普段は営業時間にのみ姿を現すそうな。
ひがし商店街へと抜ける道に夕刻になると現れる「安兵衛」の看板タヌキ。風来坊をイメージにして作られた当初は
刀や道中合羽、とっくりを身に付けていたとか。普段は営業時間にのみ姿を現すそうな。
こちらはご存知、伊丹小学校。酒蔵風校舎は、白壁に6万枚の黒瓦、切妻風の玄関にミニ庭園風の中庭などが随所に見られる。
こちらはご存知、伊丹小学校。酒蔵風校舎は、白壁に6万枚の黒瓦、切妻風の玄関にミニ庭園風の中庭などが随所に見られる。
伊丹小学校正門からいたみホール方向に視線を動かすと・・・この歩道橋があります。いたみホールが改築される際、
デザインを一体化させるということで作られた伊丹の「一点モノ」。北京オリンピックのとある会場を設計した会社が手がけたそうです。
伊丹小学校正門からいたみホール方向に視線を動かすと・・・この歩道橋があります。いたみホールが改築される際、
デザインを一体化させるということで作られた伊丹の「一点モノ」。北京オリンピックのとある会場を設計した会社が手がけたそうです。
猪名野神社から南北にある宮ノ前商店街にはかつてアーケードがあったとか。
現代作家の川俣正が新たなアーケードを商店街と美術館の中間に通る道路に設置するプロジェクトを計画。
残念ながら実現されなかった計画の模型が残され、現在、美術館の展覧会にて公開されています(~6/14)
猪名野神社から南北にある宮ノ前商店街にはかつてアーケードがあったとか。
現代作家の川俣正が新たなアーケードを商店街と美術館の中間に通る道路に設置するプロジェクトを計画。
残念ながら実現されなかった計画の模型が残され、現在、美術館の展覧会にて公開されています(~6/14)

コース内のこぼれ話、満載!

その他、コース内のさまざまなお話も。
猪名野神社のイマ風の絵画のことや、狛犬さんの前掛けを誰が作ったのか(なんとこのイベントのスタッフの手作り!)とか・・・
その他、コース内のさまざまなお話も。
猪名野神社のイマ風の絵画のことや、狛犬さんの前掛けを誰が作ったのか(なんとこのイベントのスタッフの手作り!)とか・・・
「金剛院の鬼瓦が貝の形をしている」とか、宮ノ前花摘み園のポピーが満開だったり、道中の「このお店は美味しい」とか・・・
「金剛院の鬼瓦が貝の形をしている」とか、宮ノ前花摘み園のポピーが満開だったり、道中の「このお店は美味しい」とか・・・

内容充実、情報満載のこの“aruco”第1弾も、スタート地点である旧岡田家住宅・酒蔵にて、ウォーク冨岡氏より整理体操を教わり、全身をほぐして、無事終了となりました。

*次回“aruco”第2弾! 6月7日(日)開催
第2弾は『女性限定 歴史ツアー編』です。
詳細は こちら から。

伊丹市美術館では所蔵品展『いたみのかたち』開催中<~6月14日(日)まで>
 市内に点在するたくさんのパブリック・アートを含め、街なかにある芸術作品やプロジェクトについて、市立美術館で所蔵する関連資料と作品を紹介、普段見慣れた作品を新たな視点でとらえながら、伊丹のさまざまな「かたち」が展示されています。