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【科学でお茶を】サイエンスカフェ伊丹

かめちゃんの夏休み自由研究 <足し算の巻>

サイエンスカフェ伊丹 ブログ「科学でお茶を」

2016/08/08

こんにちは、サイエンスカフェ伊丹のスタッフブログです。
企画しているイベントの裏話や、科学こぼれ話などをポロポロつぶやかせていただきます。
のんびりお茶を飲みながら、おつきあいいただけると嬉しいです。
1~2か月に1度更新予定 (*^^)v
サイエンスカフェ伊丹ファンの皆さま、こんにちは。
夏休み特別企画 第一弾!です。
さて、これは何でしょう?

以前、サイエンスカフェ伊丹で開催した
「江戸の数学 和算に挑戦!」
を憶えていらっしゃいますでしょうか?
その和算(江戸時代の数学)で使うものです。

答えは、「算木」です。
「さんぎ」と読みます。

和算で使う計算をするための道具です。
江戸時代の天文学者も利用していた、とっても便利な「計算機」です。

スマホやケータイの電卓機能で計算できるから要らない~~ なんて言わずに、ほんの少し江戸時代の人の気分を味わってみませんか?

大河ドラマ「真田丸」でも石田三成が使っていました。
算木が使いこなせたら、ちょっとかっこいいかも!
さあ、夏の暑さを忘れて、いざ、和算の世界へ

算木は上の写真のように、赤いのと黒いのがあります。今日は赤いのだけ使います。
算盤(さんばん)
算盤(さんばん)
算木を使うために必要なのが、算盤(さんばん)です。
←こんなのです。
このマス目の中に算木を並べて計算します。

あ、そうそう、江戸時代には、計算をする道具として「そろばん」がありました。
なのに、何故、算木や算盤を使うんでしょう。
その訳は、算木と算盤を使うと、そろばんでは計算できない方程式も解けちゃうからなんです。
すごいでしょ!

和算には、いろいろな流派があって、それぞれの流派で、算盤に書かれている文字や算木の並べ方に違いがあります。
上の写真の算盤は、算木の使い方を説明する為のかめちゃん流です。
違う並べ方を紹介しているところもあるかもしれませんが、流派の違いだとご理解くださいね。

【算木を並べてみよう】

算盤の上に、算木を並べてみましょう。
算木の並べ方によって、数を表すことができます。
ノートに数字を 1、2、3 と書く代わりに、算盤に算木を並べるんです。

1 は、算木1本、
2 は、算木2本、
3 は、算木3本 で表わします。
簡単ですね。

では、4、5、6は?

5は今までと形が違いますね。
1から4までと同じように、算木を5本、6本、7本・・・と、かずの分だけ並べていくと、マス目の中に入りきらないし、並べるのもしんどいです。
なので、5は、算木1本を横向きにして表わします。

6は、横向き算木1本 と 縦の算木1本です。

同じように、
←左の写真のようになります。

【2ケタ以上の数を表わしてみよう】

これは、どんな数を表わしているでしょうか?
算木の上の「百 十 一」は、位を表わしています。

まず、十の位の下の算木を見てみましょう。
棒が縦に2本ですから、2 です。

次に、一の位は、
横棒1本 と 縦棒が2本。
横棒は 5 なので、5と2で、7。

これで、27という数を表わしています。

←では、これは?

百の位に、縦棒が1本。
十の位と一の位には、何もありません。
何もないところは、0 の意味なんです。

なので、これは、100 です。

その要領で、次の2つも読んでみてください。
答えは、
151 と
2020 です。

簡単でしょ!

【足し算に挑戦】

さて、次は、足し算をしてみましょう。

<第一問>
15+22 を算木と算盤を使って解いてみよう。

計算をするために、算盤の上に算木を使って、15 と 22 を置きます。

足し算では、「い」と「う」の行を使います。
「い」の行に 15 と置いて、
「う」の行に 22 と置くと、
こうなります。足し算と引き算では、「あ」の行は使わないので、今は無視してください(足し算、引き算以外の計算をする時に使います)。

さあ、足し算を解いていきましょう。
まずは、十の位から計算します。

(下の写真の左から順に見てください。)
面白いでしょ!
面白いでしょ!
<第二問>
次の足し算を算木を使って、解いてみよう。
(左の図をみてね)

算木なんて持ってないよって?

算木や算盤がなくてもこんな風に爪楊枝やマッチ棒で代用できます(もっと複雑な問題になると、算盤が必要かもしれません)。
紙にマス目を書くと、もっとわかりやすくなると思います。

つまようじを使う時は、とがった部分でケガをしないように気を付けてくださいね。

答えは、約1週間後のかめちゃん日記で発表しまーす。
江戸時代の天文学者になった気分で、挑戦してみてくださいね。

算木の使い方は、京都府立総合資料館の藤原直幸さんに教えていただきました。
算木や算盤の資料を快く提供してくださった藤原さんと京都府立総合資料館の皆さま、ありがとうございました。
(写真に使った算木は、藤原さんの手作りです♪)

では、夏休み特別企画 第二弾もお楽しみに。

サイエンスカフェ伊丹 下記のお申し受付開始しました。

第69回サイエンスカフェ伊丹 「音楽ホールの響きを科学する」

日時:2016年11月12日(土)14:00~16:00
ゲスト:森本 政之さん 神戸大学名誉教授  専門分野は環境音響学
内容:音楽ホールで一番音が良い席は?
音楽ホールの形と各楽器の音の響きの関係は?そもそも、同じ楽器でも響き方が異なると聞こえ方はどう異なるの?
音響の専門家のお話を聞くことで、コン サートに行くことが楽しみになるかも。
http://cafeitami.web.fc2.com/#161112oto

第70,71回サイエンスカフェ伊丹 「大人のための学び直し数学」
~あなたの世界が広がる? 数学の魅力をお伝えします~
2016年11月26日(土)12月3日(土)13:30~15:30
ゲスト:中島隆夫さん 数学検定協会認定プロA 級数学コーチャー, 神戸新聞文化センター数学講師
11/26「素数と平方根」    
12/3「因数分解と2次方程式」
http://cafeitami.web.fc2.com/#161126sugaku

詳細:サイエンスカフェホームページ http://cafeitami.web.fc2.com/
お問い合わせ、お申し込み:ラスタホールへ。 電話・来館・メールにて受付。
                 電話 072-781-8877 火曜日休館

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2~3日中に返信がない場合お電話でお問い合わせください。
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■サイエンスカフェ伊丹■
2008年より伊丹市内で1~2か月に1度、「サイエンスカフェ」という、研究者の話を聞きながら気軽に議論を楽しめる場を提供しています。2012年より中高生やその保護者の方に理系進路のおもしろさを伝える企画も始めました。
ラスタホールを活動拠点とする市民団体です。
  
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